2017-01-01から1年間の記事一覧

自分と他人

自分のことは、案外他人の方が知っているということは往々にしてある。 逆に他人のことを自分の方がよく知っているということもよくある。 自分のことを客観的に見るということは案外難しいものだ。 では 自分がそういうつもりでなくても、相手にそう伝わっ…

全強化と部分強化

全強化というのは例えば、何か学習する時に毎日や、毎時間といった高頻度で訓練を行うということだ。 学習のスピードは速いが、学んだものの忘却も速い。 部分強化というのは、何か学習する時にある程度の間隔をあけて、訓練をするというものだ。 これは学習…

誠実には冷静さ、不利な状況には熱意

誠実には冷静さを欠いてはいけない。 しかし、誠実さと冷静さだけで全てをカバー出来るといえばそれは違う。 人に物を伝える時には誠実だけでは不十分なのだ。 特に逆境とも言える状況の時に、誠実さだけで淡々とかたられてもそれは、あまり効果的に人の心に…

思い込みと推理

思い込みと推理 両者は全く異なるものだ。 なまじっか自分は推理をしていると思っている人ほど、思い込みで考えているからたちが悪い。 ただ目の前の事実を正確に捉え、その思考を繰り返し、誰がいつ見てもそうだと納得いく推論をたてることが推理である。 …

本物と偽物

子供は正直だ。とよくいう。 つまり大人は嘘つきなのか。 大人になって本当のことを言ってしまうのは、いけないことなのか。 そして 本当のことを知ることはいけないことなのだろうか。 かといって、では、偽物を信じて生きて行けというのだろうか。 それは…

10年

今から10年前の自分は何をしていただろうか。 どんなことを思っていただろうか。 今から10年前の自分は、自分が今こんな生活をしていると想像出来ていただろうか。 およそ想像出来ていなかったろう。 であれば、 これから10年先 自分がどんな人になっていて…

多面体ということは

改めて言うまでもないことだが、私たちは3次元の中に生きている。 私達の体はもちろん3次元であるし、周りの物体も例外ではない。 この世のありとあらゆるものは割りと3次元なのかもしれない。 ともすれば、誰かが今抱えている問題や悩みなどもきっと3次元の…

一年の計は

元旦にありとはいうが、 では、1日の計は何処にあるのだろうかと考えた時。思い浮かぶのは寝起きだ。 その日の寝起きが最悪ならば、その日が最悪になることか、もう、すでに今日実地で証明されている。 しかしまぁ人間とは都合の良い生き物で、 良いことや…

ふと

何かを普及するためだとか 逆に何かを根絶しようと仕事に従事している人にとっての矛盾は。 自分が頑張って、仕事を達成すればするほど 自分の未来が暗くなっていくということだ。 全て仕事をやり終えた暁には、その人たちは職になしになってしまう。 しかし…

抑止力

何もしないと、やりたいことをやってしまうから。 抑止力を利用して、やりたいことを我慢する。 環境を変えることで、自分の気持ちを変える。 そんなまどろっこしいことをせずとも。 自分の気持ちを自分で変えてしまえばいいのだが。 それが出来ないのが人間…

あまのじゃく

ここを動くなと言われると、動きたくなる。 逆に なにかしろと言われれば何もしたくなくなるのが人情で。 我らにはもともとそのような反発精神が備わっているのだ。 押さえつければ、反発する。そのような存在であるからこそ。 人は他人と反発し合う。それが…

わからないことをどうする

わからないことはどうしたらいいのでしょう。 わからないに対して、無理に結論を出すのか。 それとも、保留にして、そのままにしておくのか。 どちらにするかは、人の好みでしょうが、せいて無理に出した結論なぞ、ろくなものではない。かもしれません。 保…

不条理 理不尽

不条理、理不尽だと思うこと それがはびこるのが世の常でありましょう。 自分がこう思っていても、伝わらない。 こう正しいと思うのに伝わらない。 でも、それが当たり前なのでしょう。 自分に正義があれば、相手の正義もあるでしょう。 どちらの正義がただ…

人間関係と月日

人間関係というのは時間とともに変化していくものである。 だが基本的には時間が経つにつれ、精錬されていくものだ。 少しずつその人のことがわかってくるので、言わなくても伝わったり、その人が何考えてるのかわかることもある。 だが逆にその人がわからな…